名鉄は、17日、ダイヤ改正の実施を発表した。改正日は3月18日。

3月18日(土)にダイヤ改正を実施します

ここ数年はきめ細やかにダイヤ改正を実施している。その内容を見ていく。
(名鉄の複雑さをいまだ十分に理解できていないところがあるのでコメントでご教示くださいますとありがたいです)
特別通過の縮小などカオスさが減らされるだけでなく、結構手厳しい減便を行っている。また、各務原線のワンマン運転・名古屋方面直通廃止は驚きである。

1.朝時間帯
①平日ダイヤ 24本の列車削減及び17本の区間短縮
 (名古屋本線、知多新線、犬山線、広見線、各務原線、瀬戸線で実施)
・名古屋本線の一部特別車特急を一部特別車急行として運転
 ※急行列車の特別車の運用は2021年春改正で新鵜沼ー豊川稲荷・河和で実施中 参考
・新木曽川、笠松での特別通過の取りやめ(両駅は全快速特急・特急が停車)
 ※新木曽川駅を現在通過する特急
  名鉄岐阜発 5:57 7:03 7:13 7:29 7:49
 ※笠松駅を現在通過する特急
  名鉄岐阜発 5:57 6:53 7:43
②土休日ダイヤ 8本の列車削減及び18本の区間縮小
 (名古屋本線、常滑線、河和線、知多新線、津島線、尾西線、広見線)
・新可児発の特急3本を新鵜沼発へと変更(広見線内は全列車の運行)。
 ※現行ダイヤ新鵜沼6:39,7:39,8:39発
 ※現行ダイヤ平日朝は新可児発のミュースカイ2本(言及なし)
 
2.データイムの列車 9時台から20時台
①名鉄岐阜~名鉄一宮 速達列車6本→4本/時
 現行ダイヤは岐阜ー須ヶ口の普通列車4本のほか、快速特急・特急・急行の毎時6本。うち急行を一宮発着に短縮
②河和線 知多半田~河和
 知多半田からの現行ダイヤは内海・河和行きの特急・急行・普通が毎時1本づつ計6本。急行は知多半田折り返しに短縮。特急・普通は河和行きに変更
③知多新線 富貴~河和
 毎時3本の運転から同区間折り返しの普通電車毎時2本に変更(また同列車でワンマン運転で実施)

名古屋方面ーーー知多半田ーー富貴ーー河和     (河和線)
               ↳ーーーーー内海駅  (知多新線)

3.深夜時間帯ダイヤ 21時台以降
 蒲郡線、豊田線、築港線、空港線、小牧線を除く全線で実施

4.そのほか
①土休日ダイヤ:19時代以降の中部国際空港発の準急を6両に増結
②名古屋本線 豊明~須ヶ口間は増発(平日 10~14時台)
 佐屋ー須ヶ口間に普通列車として乗り入れ
③名鉄一宮~国府駅間の急行を豊明~須ヶ口間で準急として運転/区間短縮

5.ワンマン運転の実施
①名鉄岐阜~犬山間 終日ワンマン運転・折り返し運転実施
 平日岐阜発16本、土休日岐阜発2本などの犬山ー名古屋方面途中列車がなくなることに
②知多新線 富貴~河和間折り返し列車(9~22時台)